【茶器/茶道具 薄板(花入用敷板・花台)】 真塗り 角蛤板(蛤端) 川瀬表完作
【茶器/茶道具 薄板(花入用敷板・花台)】 真塗り 角蛤板(蛤端) 川瀬表完作
Product Code: sikiita-11
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●蛤端(はまぐりば)とは…薄板のひとつで、木口が蛤の口のように上下から丸みを帯びているものです。
利休形は木地の真塗です。
松木地の溜塗は表千家八世そっ啄斎件翁宗左好み、その他塗物では真塗、桐蝋色塗、黒掻合塗などのものがあります。
砂張、施柚の国焼など行の花入に使います。
焼桐、焼杉、木地などのものは、草の花入に使います。
●薄板(うすいた)とは…花入を畳敷の床に置く場合に、花入の下に敷く板のことです。
「矢筈板」(やはずいた)、「蛤端」(はまぐりば)、「丸香台」(まるこうだい)の三種があり、花入の真、行、草の格により使い分けられます。
矢筈板(やはずいた)は、利休形は檜木地の黒真塗で、板の木口が矢筈形で、上側の寸法が下側より一分大きく、広い方を上にし、古銅、青磁、染付など真の花入に使います。
丸香台(まるこうだい)は、利休形は桐木地の掻合せ塗で、木口は丸く、備前、伊賀、信楽など釉薬のかかっていない国焼や竹花入などの「草」の花入に使います。
その他、桐、松、杉、桧、欅を材にした「木地の蛤葉」は、草の花入としてして使われる釉薬のかからない素焼や焼〆、竹、瓢に使います。
大広間では「大板」「長板 」を使うことがあるほか、古銅の花入には「羽田盆」も使われることがあります。
籠の花入を置くときには用いないことになっています。
サイズ:約横41×縦28.7×厚み0.9cm
作者:川瀬表完作(塗師)
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【3代 (本名 川瀬 厚)】雅号 2代 東山表完
昭和08年 初代表完の長男として京都に生まれる
平成05年 伊勢神宮式年御遷宮に際し御神宝復元従事通産省 京都府「京の名工」 厚生労働大臣 「現代の名工」受彰日本伝統工芸士会幹事歴任 京都伝統工芸大学校京塗教授 日展会友
平成07年 他界
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箱:木箱
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