◎【茶器/茶道具　抹茶茶碗】　色絵茶碗　鵜飼　前田瑞雲作

●鵜飼とは…鵜（ウミウまたはカワウ）を巧みに操って川にいる鮎などを獲る漁法のことです。
日本では古代から行われ、朝廷や幕府の保護を受けて続いてきた。 筑後川流域など各地で行われるが、長良川鵜飼がはじまり。
美濃国（現在の岐阜県）では、7世紀頃から鵜飼が行われていたと言われています。
岐阜県、長良川が観光的に最も名高い。
5～10月、舟ばたにかがり火をたきアユを誘い寄せて鵜にとらせ、首につけた〈首結い〉とよぶ麻縄をあやつってアユをのみこませず、引き寄せて吐き出させる。
一度に１人の鵜匠が扱う鵜は12羽までで、貴人の上覧に合わせて様式化されている。
なお、鵜船の有無や手縄の有無、昼漁と夜漁の別などで多様な技法が立てられる。
また漁獲だけが目的より実際的な形ではあるが中国大陸にも各地に同様の漁法が残る。

---

サイズ：約直径12.2×高7.1cm
作者：前田瑞雲作（安徳工房）
----------
【（本名 保則）】
昭和34年　陶芸科：前田正範の次男として京都に生れる
　師 父の正範に陶芸の指導<> 　又、彫刻家　京都市立芸術大学名誉教授　山本恪二先生に彫刻の指導を受ける
平成07年　前田五雲氏より独立、京都市山科区西野山にて、安徳工房開窯
　所属　京都陶磁器協会
----------
箱:紙箱