【茶器/茶道具 建水】 萩焼き 底丸 田原陶兵衛作(深川本窯)
【茶器/茶道具 建水】 萩焼き 底丸 田原陶兵衛作(深川本窯)
商品コード: kennsui-5
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●建水(けんすい)とは…席中で茶碗をすすいだ湯水を捨て入れるための器です。
最も格の低い道具として、点前の際は勝手付に置かれ客からは見えにくいところで使われ、会記でも最後尾の一段下げたところに記されています。
古くは「みずこぼし」といい、水翻、水覆、水建、水下などと書いています。今は建水と書いて「けんすい」と呼び、「こぼし」ともいいます。
唐銅、砂張、毛織(もうる)、七宝、鍍金、真鍮(しんちゅう)などの金属や陶磁器、竹木製でつくられ、特に定まった形はありませんが、昔からのかたちとしては「大脇差」(おおわきざし)、「差替」(さしかえ)、「棒の先」(ぼうのさき)、「槍の鞘」(やりのさや)、「箪瓢」(たんぴょう)、「餌畚」(えふご)、「鉄盥」(かなだらい)の建水七種があります。
唐物や南蛮物は雑器の転用が多く、曲物は紹鴎が勝手用に使ったのを利休が席に持ち込んだといわれ、面桶(めんつう)ともいい、木地のままのものが正式なものとされます。
サイズ:直径15×高9.3cm
作者:田原陶兵衛作(深川本窯)
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【12代】
大正14年 山口県長門市に生まれる。
昭和19年 旧制山口高等学校在学中に召集を受けて満州に渡る。
昭和20年 シベリアに抑留される。
昭和23年 抑留先のシベリアから復員後、長兄11代田原陶兵衛に後継者不在の為家業を継承。
昭和31年 12代田原陶兵衛を襲名。
昭和47年 日本工芸会正会員。
昭和56年 山口県の無形文化財保持者に認定。
平成03年9月27日没。66歳没。
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箱:木箱
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