【茶器/茶道具　建水】　三島　那波鳳翔作（なばほうしょう）

●建水とは…建水と蓋置は台子の皆具のひとつで唐銅が本来でした。（蓋置も同じ）
建水は茶碗をすすいだお湯や水を捨てる容器で「こぼし」ともいいます。
材質は　古くからある唐銅　砂張・モールなどのほか陶磁器のもの、木地の曲物などがあります。
袋状で上部が開いた形の「エフゴ」がもっとも多い。
その他、「棒の先」「槍の鞘」「箪瓢」「鉄盥」「差替」「大脇差」などとあわせて【七種建水】と呼ばれる。

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サイズ:約直径14.8×高8.7cm
作者：那波鳳翔作
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【（なばほうしょう）】
　相生浦窯（おううらがま）
昭和11年　兵庫県相生市生まれ
　代27回　日本伝統工芸展入選
　相生市で相生古窯址郡が発見されたのを機に、古陶磁研究から作陶に入り、各地窯場で学ぶ。
　平安時代の古窯播州相生焼の再興をはかる。
　イラホ、トと屋、御本等高麗風茶陶と古窯味の焼き〆物を登り窯で焼き、多彩な手腕を見せる。
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箱：木箱