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【茶器/茶道具 皆具】 桶側(桶川) 林淡幽作(五山窯)

【茶器/茶道具 皆具】 桶側(桶川) 林淡幽作(五山窯)

商品コード: kaigu-8

通常価格 237,600 円
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●皆具(かいぐ)とは…装束・武具・馬具などの具一式が揃っている状態を指します。
また、茶道での皆具といえば、「水指」「杓立」「建水」「蓋置」の4点が揃ったもので、台子や長板に飾る為に用いられます。
臨済宗の僧である南浦紹明(なんぽしょうみょう)が宋から戻って来た際に伝えられ、日本では千利休が持っていた「唐銅皆具」が有名です。
その頃は銅で作られているものが主流でした。
今のような「陶器皆具」が登場したのは江戸末期幕末の頃ですが、その当時はまだ馴染みもなく、あまり人々に受け入れられませんでした。
広く出回り始めたのは明治以降になってからのことで、各流儀の家元の「好み物」が作られるようになった際に、裏千家 11世玄々斎が広めた「立礼式(りゅうれいしき)」では「陶器皆具」を原則としていた為、近世の茶の湯には欠かせない物となりました。
「立礼式」とは、玄々斎が茶の湯の近代化を図るために確立した新たな茶の湯文化の一つです。
それは今までの茶の湯とは大きく異なり、机と椅子を用いて茶を点てるもので、椅子点前と言われています。
明治4年に京都で開催された第1回京都博覧会の際に、玄々斎が外国人客が腰を掛けて茶を飲むことができるよう考えられたのが始まりとされています。
水指・建水・蓋置別々に使用することもできます。
●桶側(おけがわ)とは…古染付形物水指の一で、円筒状の胴を浅い輪花に絞り、括れに藍で竪筋(たてすじ)を入れ、口廻りに雷文繋ぎを描いたものをいいます。
胴に入れた竪筋が桶の側面を思わせるところからこの名があるといいます。
詩箋(しせん)ともいい、詩箋とは漢詩を書くのに用いる紙のことで、罫線の引かれた姿が似ているところからといいます。

サイズ:水指(約直径17×蓋除く高17.2cm)
    杓立(約口径5.5×直径7.5×高18cm)
    建水(約直径14.6×高9.2cm)
    蓋置(約直径6.2×高5.7cm)
作者:林 淡幽作(五山窯)
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五山窯
昭和20年 京都に生まれ
昭和43年 龍谷大学東洋史学科を経て入陶
 師 伯父 2代 林 円山の下で作陶修業をつむ
昭和46年 陶号 淡幽として独立開窯
昭和48年 建仁寺管長竹田益州老師より窯名「五山窯」を賜わる
昭和52年 大徳寺如意庵 立花大亀老師に師事
昭和59年 川崎大師(平間寺)生誕850年祭奉納
平成03年 淡交ビエンナーレ・現代茶の湯公募展入選
平成08年 淡交社主催・淡交ビエンナーレ茶道美術公募展入選
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箱:木箱

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