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〇【茶器/茶道具 煙草盆用道具(莨盆用道具)】 火入 染付 一閑人 高山窯(波佐見焼き)

〇【茶器/茶道具 煙草盆用道具(莨盆用道具)】 火入 染付 一閑人 高山窯(波佐見焼き)

SKU:tabakobonn-112

通常価格 3,540 円
通常価格 セール価格 3,540 円
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●火入(ひいれ)とは…煙草盆の中に組み込み、煙草につける火種を入れておく器のことです。
中に灰を入れ、熾した切炭を中央に埋めて、喫煙の際の火種とします。
切炭の埋め方は、火入の灰にあらかじめ炭火を入れて灰を温めてから、炭火を取り出して火箸で灰をならし、その中央に、客が煙草をつかうときに上部が燃えて灰とならないように、切炭を黒い部分を残して熾し、熾きた方を下に黒いほうを上にしてして、煙管で吸い付けやすいよう正面から見てやや斜めに頭が少し出るように埋め、灰押で灰を押さえ、火箸で筋を入れます。
切炭は、表千家と武者小路千家では右に、裏千家は左に傾けます。
灰形は放射状に筋を入れたものが多く用いられますが、流儀、火入により異なるものもあります。
香炉の小振りな物や向付を見立てで使用したのが始まりのようで、煙草盆と火入の組合せは、材質、形状、煙草盆との大きさ、煙草盆の縁の高さと火入の高さ、火入の釉色と煙草盆の塗色などが考慮されます。
銅器や鉄器はふつう用いられず、陶磁器が主に用いられますが、染付・呉須などの磁器には真塗や溜塗など、志野・織部・唐津などの施釉陶には一閑張など、備前・信楽など自然釉陶には木地・焼杉などを合わせます。
●一閑人(いっかんじん)とは…蓋置によくみられる、井筒形の側に井戸を覗き込むような姿の人形がついた物
一看人、一漢人とも書き、井看人(せいかんじん)、井戸覗(いどのぞき)とも、惻隠蓋置(そくいんのふたおき)ともいいます。
人形を井戸に落ちそうな子供に見立て、『孟子』公孫丑上の「今人乍見孺子将入於井、皆有伽慎惻隠之心」(今、人の乍ち孺子の将に井に入らんとするを見れば、皆有伽慎惻隠之心の心あり。)にかけて洒落たものです。
一閑人蓋置は、人形の代わりに龍・獅子などが付いたものもあり、また、人形のないものは井筒(いづつ)、無閑人(むかんじん)などともいいます。
そこから、人形などが側に付いた物を一閑人、両側に付いた物を二閑人などと言います。

サイズ:約天直径9.5cm
    約底直径8.1cm
    約高9cm
    約一閑人含む幅10.8cm
作者:高山窯(波佐見焼)
箱:紙箱
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