【煎茶道具 水注(すいちゅう)】 染付 蘭 井上春峰作(平安春峰作) (水指(みずさし)・水滴(すいてき))
【煎茶道具 水注(すいちゅう)】 染付 蘭 井上春峰作(平安春峰作) (水指(みずさし)・水滴(すいてき))
SKU: 商品コード:senntyadougu-114
●水注(すいちゅう)とは…煎茶の手前に必要な水を入れておく器で要するに水指(みずさし)のことです。
ボーフラや急須に水をつぐのに便利なものがよいわけですが、形は千差万別でいろいろのものがあります。
陶磁器のものが大部分ですが、金属性のものや、ときには竹でつくられているものもあります。
さまざまな形状があります。
取っ手の位置や蓋の形状も多種多様です。
特に高級な水注は、使いやすさよりも装飾性を重視した作りが特色です。
取っ手が付く位置によっても形状の呼び名が変わります。
主に2種類あり、胴部に対し上部に付いた「上手式」、注ぎ口の反対側に付いた「後手式」です。
もともと中国で酒器を転用して生まれた道具ともいわれ、華やかなデザインが多いのが特徴です。絵付けには色絵や金襴、両者を組み合わせたものなど、多種多様に編み出されました。
サイズ:約直径11.3×幅19.8×取手含高16.2cm
作者:井上春峰作(蓋裏に印有)
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【3代 井上春峰(いのうえしゅんぽう】1950〜
2代 春峰の長男として京都府に生れる
陶芸家・工芸作家
昭和49年立命館大学卒業
その後、京都府立陶工専修職業訓練校を経て陶磁器の製作、釉薬の研究に入る
昭和63年 奥田行郎猊下より「在心」の居士号を賜った
平成09年 3代目・井上春峰を襲名
東京三越美術画廊他で個展を開催
裏千家業躰、金澤宗推、宗也、宗維氏と3代にわたり師事
また、ガラス工学博士、山本徳治氏に師事
京都伝統工芸陶芸家協会理事
日本煎茶工芸協会常任理事
煎茶工芸展審査員。京都における陶磁器関連諸団体の役員を努める
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箱:紙箱